例えば足が膝周りからふくらはぎにかけて緩いという場合、幅詰めをするには相応に削り落としてしまう必要があります。
縦に削り落とす必要がるので、基本的には元々のカッティングのステッチ部分(パーツの境目)を利用し、できるだけ完成した際の見た目に違和感がない様に落としていきます。
3cmほど詰めたい場合、元々の2本のステッチ部分を利用し、1.5cm×2=3cmを削ります。
この様に計3cm幅になるように適切な位置を削り落とし、接着、縫製をして完成となります。
この修理は色々と難点がありまして、画像の参考例は元々のカッティングやご注文の「足の3cmの幅詰め」という数字も許容範囲内であったことでかなり上手くいった例なのですが、例えばこれが「足の5cmの幅詰め」になるとかなり無理が出てきます。
既存の形から5cmも落としてしまうとウェットスーツ自体の形が歪んでしまいます。
つまり、足の幅詰めの場合「3cm」がギリギリの範囲内でそれ以上詰めるのはあまりお勧めできません。
また、写真のように「可能な限り左右対称な位置2箇所」で削らないと、これも形が歪んでしまう要因になります。
写真は3cm削るにあたって左右対称に1.5cm×2箇所を削り落とせているので良いのですが、これが例えば1箇所で3cm一気に落としてしまうと、接着時にそちら側に引っ張られて形が歪みます。
なので、例えば元々のカッティングで都合の良いカットになっていない場合、元々のカッティングを無視してハサミを入れ削り落とすことになり、完成時には元々無かったステッチ(縫い目)が残ることになります。
この様に幅詰めは難点も多い修理となりますが、あと一歩のサイズ感のウェットスーツをお持ちで歯がゆい思いをされている方がいらっしゃいましたら、是非一度ご相談いだだけたら幸いです。
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今までも当店で二着目以降のオーダーをしていただいた方には定価の20%OFFでオーダーを承っておりましたが、ありがたいことにウェットスーツラボが多くのお客様にご愛顧いただき、購入していただいたお客様の把握のためにこの様なチケットを配布し、オーダーの際にお客様に提示していただく形を取らせていただくこととなりました。
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