ウェットスーツラボではオーダーの際にご要望がありましたら、手首足首の折り返しや二重構造の加工も承っております。
が、意外と特に加工をしない切りっぱなし(厳密には手首の数字をマイナスしフィット感は出します)はそれはそれでメリットがあります。
上の写真の様に加工を施すことでフィット感が増し水が侵入しづらくなるのですが、脱着の際に酷使される手首足首は壊れやすい部分ですので、加工部分はより壊れやすく、また加工している分修理がしづらくなるというデメリットがあります。
もう少し厳密に言いますと、「加工方法(使用しているミシンの種類など)によっては修復が不可能なので、修理をするとしたら加工を無視した簡易的な修理しかできない」といった感じです。
何も加工しない切りっぱなしは壊れづらく壊れても修理(修復)がしやすいので、そのメリットは意外と馬鹿になりません。
またしっかり数字が適切にマイナスされていれば、切りっぱなしでも手首足首から水が侵入してくるということはありません。
当然気を遣って丁寧に扱えばそう簡単に壊れる物ではないので扱い方にもよりますし、「そもそもが消耗品」という点もありますが、一つの知識として持っておくと面白いかもしれません。
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