ラバータイプはクラシックな雰囲気をお求めのお客様に人気があり、ウェットスーツラボのお客様にも根強い人気があります。
ジャージタイプに比べて水捌けがよく風を通しづらい為、防寒性に優れるメリットと、一方で脱着の際に爪などで引っ掛けただけで切れてしまうこともあり、耐久性の面でジャージタイプに劣るというデメリットもあります。
防寒性第一の冬用ではなく、春夏秋用のウェットスーツは正直オールジャージで何の問題もないのですが、「見た目のかっこよさ」「サーフィンのスタイル」でラバータイプをお選びいただく方は少なくありません。
このカッティングはボディにメッシュスキン、袖はフラットスキンというラバーを使用しています。
メッシュスキンとはフラットスキンに対して熱プレスでざらっとした加工を施したもので、フラットスキンに一つ多く加工を施してあるので厳密に言えば伸縮性が少し落ちますが、ほぼ誤差の範疇です。
一方で加工を施してある分、フラットスキンに比べて切れづらく耐久性で勝ります。
何れにせよ誤差の範疇なので、お客さまには「見た目の好みでお選びいただいて問題ありません」とご案内しております。
エリ周りもラバーを使用するとより統一感が出て「オールラバー」でクラシック感が出るのですが、エリ周りは加工が多くよく触る部分でもあり、特に壊れやすい部位なので、その点は注意が必要です。
このように、ラバーを多く使用してもエリ、脇、股周り、足先はジャージにすることで壊れやすさを最低限に抑えることは可能です。
好みと耐久性の天秤は個人差がありますので、是非店頭にてご相談ください。
「こんなカッティングは可能ですか?」というサンプル画像などをお見せいただけましたら、極力再現させることも可能です。
よろしくお願いいたします。
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